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第27回 日本の美術ー全国選抜作家展ー

更新日:1月26日

 2022.2月12日~16日に上野の森美術館で開催された美術展。

コロナ蔓延防止措置の中、出品中の展示を見るため、とんぼ返りで行ってきました。


 たった1時間弱の滞在でしたが、偶然にも、審査のために来場していた東京画廊代表の山本さんにお目にかかることができ、技法にとても興味を持ってくださいました。

 大変失礼ながら、東京画廊は知っていても代表の方まで知らない私は、技法について目を輝かせて聞いてくださり、はっきりと意見をくださる様子に(誰?)と思いながらうれしい気持ちで説明させていただきました。


 聞くところによると、山本さんは美術に関して“歯に衣着せぬ辛辣な人”らしく、 時に泣いちゃうアーティストもいるそうです。 ですが失礼ながら、私は流石な方だと感じました。

「ぱーっと観ながら歩いて来て、 この絵のこの部分に目が留まったんだよ」

そう言ってくださった部分は、 実験的ながらも、今回の作品で一番力を入れた部分でした。 私の中では、今後その技法を拡張させながら 制作したいという気持ちがありましたので、 まさに背中を押された感じです。 このまま探求していいんだという自信になりました。


どんな作品にも、アーティストにはそれを描く理由があります。 それにこだわらず、たった一枚の作品で今後の方向性を見極め、 良し悪しを惜しみなく言葉にしてくださることは、 自分の小さな姑息さを見抜かれた気がして、 内心恥ずかしい気持ちにもなりました。


「ほう、そうか!素晴らしいね。 あんまりさ、月とか虹とか、そういうもの要らないよ。 あなたさ、この技法で雲と空だけ描くといい。 そうでないと、誰もこの技法に目がいかないよ。 それと、現代アートを勉強し直して頑張りなさい」

ほんの数分でしたが、ありがたい言葉とめぐり逢いでした。

Title:月が私を見ている / F10 / 色鉛筆




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